2017年03月30日 お知らせ

米粉の用途別基準及び米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン

『米粉の用途別基準』及び『米粉製品の普及のための表示に

関するガイドライン』について

 

 

○ この度、NPO法人国内産米粉促進ネットワークは、農林水産省の平成28年度委託事業「食の魅力発掘による消費拡大のための国民運動推進事業」に基づき、「米粉の用途別基準」及び「米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン」を取りまとめ、同省に提出しました。

 

○ 米粉は、現状、製粉方法や利用する原料米品種の違いなどから、製品の吸水量などの「使い方」が一定とはいえず、このことが、今後の米粉の利用を拡大する上での課題の一つであると考えられます。また、昨今、海外はもとより国内においても、「グルテンフリー食品」の需要が高まっています。

 

○ 用途別基準は、米粉普及の観点から、米粉製品の品質向上を図るため、米粉製造業者による共通の用途別の米粉の基準に基づく自主的な製品製造の取組を促すものです。

 

○ また、ガイドラインは、米粉普及の観点から、麦類に含まれるグルテンを含まないという米の特徴を活かした米粉製品を「表示」を活用し消費者等にアピールするに当たり必要な各事項を示すことにより、グルテンフリー食品市場に対応した米粉事業者の自主的な取組を促すものです。

 

○ 当法人は、賛同する米粉製造業者及びその団体等とともに、米粉の生産・利用・普及に取り組む関係者から成る団体の設立に向け取り組んでおり、同団体をして、本基準及びガイドラインを活用し、その利用・普及を図り、更なる米粉の普及に向け取り組んでいくこととしています。

 

 

なお、これらの制度の推進に当たっては、事業規模等、米粉製造業者ごとの事情にも十分に配慮して参ります。

 

 

 ☆米粉の用途別基準及び米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン(PDF)

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