2017年10月03日 お知らせ
欧州へ日本産米粉・加工品を売り込もう!! プロモーション活動スタート
欧州へ日本産米粉・加工品を売り込もう‼
プロモーション活動スタート
欧州へ日本産の米粉・加工品を売り込もうーーと、NPO法人国内産米粉促進ネットワーク(CAP.N)は、10月8日から2週間にわたって現地のグルテンフリー食品製造・販売事業者、消費者等との試食・意見交換会や店頭PRなどプロモーション活動を展開します。
この活動は、現在進められているグルテン含有量1ppm以下のノングルテン米粉の民間認証やノングルテン米粉を使った加工品の製造・販売が具体化する前に、欧米のグルテンフリー食品の基準であるグルテン含有量20ppm未満より優位性を持つノングルテン米粉製品を欧州の関係者に周知をはかるとともに、輸出につなげるために取り組むものです。
7月中旬からCAP.Nや日本米粉協会の会員である製造・販売事業者に向けて輸出希望商品提供の呼びかけを行いました。これに応えた6社、18商品について、EU(欧州連合)の残留農薬基準の検査を受けるため、ドイツの検査機関にサンプルを送り、8月下旬に全商品に対して、EUの基準値に合致し、添加物に関しても問題なしとの回答を得ました。
8日に欧州入りして、ドイツのケルン市で開かれている世界最大の食品フェア―「ANUGA 2017」を視察、出展している日本の米粉製造・販売事業者のコーナーを借りてPRします。また、9日には同市内のホテルで、現地のグルテンフリー食品製造・販売事業者や健康食品販売店主、関心のある消費者を招いて、日本産米粉の調理デモ、試食会、商品説明会、意見交換などを行います。商品説明では、今回、サンプル輸出に参加した6社のグルテンフリー米粉や米粉加工品を陳列、用途ごとの加工適性に優れた点についても売り込んでいくことにしています。
同様な試食会、商品説明会、意見交換会を13日にイタリア・ミラノで、18日にはフランス・パリで行うことにしています。
このほか、3都市では、健康食品店舗で消費者へクッキーなどの提供を行い、用途別基準をテーマにしたCDやバナーフラッグ、販促用リーフレットを使っての商品PRやアンケート調査を行います。
この取り組みは、農林水産省の補助事業「平成28年度コメ・コメ加工品輸出特別支援事業」の中の「日本産コメ・コメ関連食品のプロモーション活動の強化支援」の一環で行います。