2013年03月22日 イベント

[イベント]米粉普及懇話会開催報告

♦米粉普及懇話会開催報告(3月13日開催)

来る3月13日日暮里サニーホールにおいて、会員の皆様を主対象とした「米粉普及懇話会」を開催いたしました。当日は、生産者・メーカー・食品業界・教育関連・行政関係・組合、団体他各方面から100名様のご参加をいただき意義ある懇話会となりました。ご多忙中のところご参加いただきました皆様には厚く御礼申しあげます。

 

懇話会は現状の米粉行政と平成25年度を始めとします今後の米粉行政活動について 農林水産省生産局農産部 穀物課長であられる鈴木良典様から基調講演をいただきました。日本の食糧政策で重要な位置を占める米粉普及拡大について、大局的な見地からのお話と実際の行政対応策の両面から貴重なお話をいただきました。

続きまして、地域活動事例講演として、東広島市 農事組合・ファームおだ組合長理事であられる吉弘 昌昭様より基調講演をいただきました(実は、吉弘様は懇話会前日の夜インフルエンザにお罹りになりドクターストップとなりましたので、米粉事業を共に推進されておられる中国四国米粉食品普及推進協議会会長の向畑 宣秀様に講演を託されました)。

向畑会長のお話は東広島での米粉普及活動に当初からご指導をいただいておりましたことから、現場でのご苦労話や中国四国での米粉広域普及活動などたいへん得るところの多い講演をいただき、急遽のご依頼にもかかわらずお受けいただきましたことに深く御礼申しあげる次第であります。

 

     
 農林水産省 鈴木課長様  向畑会長様

 

 

 

開催にあたり、CAP.N理事長島田より挨拶があり、山積する日本の農業諸問題の解決の一助として引き続き国内産米粉普及に全力を傾注する決意が述べられました。

そしてその一環として米粉をその特性・使用法・食育など栄養学的知見からのアプローチなどの観点を踏まえた国民的運動に取り組む基本姿勢を会場の皆様に披瀝いたしました。それを踏まえ現在関係各界のご指導をいただきながら推進を図っております「全国米粉グランプリ」構想を説明させていただかせました。最後に挨拶に立ちましたCAP.N副理事長萩田より国内の活動はもとより米粉導入にたいへん熱心な韓国やベトナムの状況にも触れ、今後は世界的な食料政策として特にアジア地域に視点を向ける必要が大きく課題となっている状況を説明いたしました。

       

 

なお、詳細は近く発行予定の「CAP.N通信11号」をご照覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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