
米粉の普及に
全力し、
国民運動に
盛り上げよう
特定非営利活動法人
国内産米粉促進ネットワーク
理事長
萩田 敏
米粉による「新しい粉食文化」を創造する目的で、CAP.Nはその志を共にするするメンバーで活動を開始しました。
日本は稲作作りに適した温暖多湿気候で水源の豊富な国として、特にフランスの方々などは、神は不公平なことをなさるという程、かつては日本の稲作環境に羨望の思いを抱いていたというエピソードが紹介されております。
しかしながら、現在は、食生活の変容も一因としてあげられるといえ、日本の誇る主食であるコメの需要が年々減少の一途を辿っております。一方世界的には、食糧の絶対的な不足が叫ばれており、この矛盾はいかんともし難い現実です。水田は、国土保全にも多大な貢献をもたらしていたばかりでなく、かつては日本全国で散見できた里山の姿も今は消えゆき、自然と人間、また他の動植物との共存環境も加速度的に破壊されつつあります。
小麦粉食文化は太古の時代から連綿と続く、たいへん歴史あるものです。一方、東南アジアをコアとして米粉文化も発達してきましたが、日本においては上新粉など和菓子等に供される米粉文化はあるものの小麦粉の裾野の広さには到底かなうものではありませんでした。
しかしながら、近年日本において小麦粉のきめ細かさと同等の米粉製粉技術の発達により、
いまでは、小麦粉で作れるレシピはほとんど米粉で作れる時代にまでなってきております。
さらに、米粉の持つ食感が小麦粉とまた違う食文化を新たに創出するまでになってきました。また、健康保持や、米の持つ多機能性、グルテン不耐性やセリアック病の方々にもグルテンフリー食材として、世界的に取り入れられてきております。
米粉のもたらす様々な新レシピをさらに拡げ、地域での食文化の発展に寄与することで点から線へと粉食文化が成長することを目的とし、そのためのプラットホームの役割を担うべく、これからも皆さんとともに活動を続けていきたいと思っております。
団体概要
CAP.N(キャップネット)は、新規米粉(微細粉技術の開発により誕生した、より高品質の米粉)の普及、
米粉産業の発展を目指して、2008年9月に任意団体としてスタートしました。2009年5月に
特定非営利活動法人として認定され、米粉普及を促進しております。
活動内容
米粉普及・啓発活動
関連セミナー、講演会、展示会の開催
先進地視察の企画
米粉セミナー講師の派遣
各種情報提供
人材育成活動
米粉パン・菓子・麺料理等技術者養成講座の開設
米粉製造業者の現地研修会の開催
米粉食品技術指導員の派遣
米粉事業開発相談・支援活動
米粉関連講習会・セミナー開催支援
事業導入計画・設置・運営計画支援
商品開発/商品製造技術指導
米粉製粉工場/米粉商品製造(工場)から
販売(店舗)までをトータルサポート
原料・関連機器紹介活動
米粉/副原料/副資材等の共同購入
米粉製粉機械/製パン/麺関連機器の紹介
役員一覧
理事長・副理事長・専務理事・常任理事
- 理事長
- 萩田 敏(元農林水産省兵庫農政事務所長)
- 副理事長
- 高橋 雅彦(合同会社パーフェクト・サイド代表)
- 専務理事
- 横田 祥(有限会社横田農場 加工部長)
- 常任理事
- 菊地 順子(株式会社たふぃあ代表取締役)
- 常任理事
- 小谷 あゆみ(フリーアナウンサー・農業ジャーナリスト)
- 常任理事
- 中村 いづみ(トルー・エコライフ株式会社代表取締役)
理事
- 理事
- 佐藤 正志(新潟ゆうき株式会社代表取締役)
- 理事
- 高橋 仙一郎(株式会社米ワールド代表取締役)
- 理事
- 堤 公博(健康農園代表)
- 理事
- 富田 孝好(日本労協連副理事長)
- 理事
- 丸山 清明(東京農業大学客員教授)
- 理事
- 向畑 宣秀(株式会社中国リス食品販売代表取締役会長)
監事
- 監事
- 折田 浩(銀座イタリー亭代表取締役)
- 監事
- 青木 輝光(青木輝光税理士事務所)
顧問
- 顧問
- 髙橋 正郎(元日本フードシステム学会会長)
- 顧問
- 島田 圭一郎(元日本農業新聞社代表取締役社長)