2015年11月17日 お知らせ
第3回米粉料理コンテスト近畿・東海・北陸地区決勝大会結果
第3回全国米粉料理コンテストー「米粉の名人」料理グランプリ2015の近畿・東海・北陸地区決勝大会が11月14日、名古屋市のニチエイ調理専門学校で開かれ、石川県珠洲市の坂瀬孝子さん(62)が調理した「もちもちパンプキングバーグ」が、グランプリに輝きました。主催は、NPO法人国内産米粉促進ネットワーク(島田圭一郎理事長)。
今年度の同料理グランプリは、全国5ブロックで地区決勝大会を開くことにしており、近畿・東海・北陸地区は最初の決勝大会でした。同地区からは、主食部門72点、主菜・副菜部門50点、デザート部門132点と昨年度を115点上回る計254点もの応募がありました。この中から書類審査を通過した「主食」5点、「主菜・副菜」5点、「デザート」5点の3部門15点で、選抜者が自ら調理し、審査員にアピールし競いました。
その結果、坂瀬さんの作品がグランプリ、準グランプリには、兵庫県姫路市の中山敏也さん(53)の「超ビ米粉100%パンで鱧寿し風」、石川県金沢市の橋本登志子さん(58)の「しっとり黒米シフォンケーキ」が選ばれました。これら3点が来年3月5日に東京・中央区の「製粉会館」で開かれる全国決勝大会に、進出することになりました。
審査員の講評では、長田絢氏からは「郷土愛、家族愛と愛情のこもったレシピが多かったのが印象的だった」、丹羽なほ子氏からは「地元の食材を使って自分なりにアピールしていることに感動した」と、率直な印象を披露。審査委員長の反町政広氏からは「技術、プレゼン、味などトータルにわたって厳選に評価した。作品には、皆さんの料理に対する色々な思いが詰まっていた。この地区から選ばれた3人には、必ず全国でも優勝するとの気概で頑張ってほしい」と、エールが送られていました。
なお、グランプリ、準グランプリ以外の表彰作品は下記の通りです(敬称略)。
○優秀賞・外食向け=遠山智子(岐阜県)「米粉の黒糖かりんとう」
○優秀賞・給食向け=藤原ゆみ江(兵庫県)「紫の恵み◎米粉のカップケーキ」
○優秀賞・家庭向け=森川さおり(福井県)「さっくさくのやみつきガレット」
○特別賞・地元産品活用の部=相川祐菜/石田文乃(兵庫県)「篠山ししまん」
特別賞「食物アレルギー対応」の該当作品はありませんでした。