2019年11月12日 活動報告
イタリアでの日本産米粉輸出拡大めざし11日からプロモーション
新たな商流づくりに向け業界関係者招きワークショップ
試食会&商談会が行われたteatoro7
参加者が自ら調理し試食、商談会
NPO法人国内産米粉促進ネットワークは、日本米粉協会と連携して、イタリア・ミラノで11日から3日間の日程で「第2回ミラノKOMEKO試食会&商談会」を開いています。初日の11日は市内の調理施設「Teatro7」に卸業者やレストラン・製菓店、健康食品店など業者関係者20人余りを招待しました。試食会は、ワークショップ形式で参加者が実際に調理し試食、意見交換をしました。その後、商談会を持ちました。
天ぷらの調理を熱心に見入る参加者
ミラノでは、5月のプロモーションに引き続き取り組むもので、調理実演の指導は、日本から同行した小林生麺(株)、(株)たふぃあ、(株)波里の関係者が行いました。この日は「日本の麺を中心にした日本料理への活用事例」として、参加者が調理したのは「天ぷら」(日本米粉協会)、「ラーメン」(小林生麺)、「米粉でとろ~りカレー」(たふぃあ)、「こまち麺玄米」(波里)などでした。レストランのシェフといえども慣れない日本料理だけに質問をしながらも最後には、おいしそうな調理品に仕上げていました。このほか事前に準備したお好み焼き、蒸しケーキなどを試食しました。
現地業者からは高い評価、同行事業者は手ごたえ
参加した○○のシェフ(オーナー)の○○さんは「―――――」と、優れた日本産米粉に改めて感心していました。また、○○の○○さんは「―――――」と語り、米粉製品を輸入する態勢が整えられれば、ぜひ手に入れたいとの意向を示していました。
試食会後は希望する参加業者と商談会が持たれました。(様子、コメントを入れてください)
同行し調理指導をした○○の○○さんは「―――――」と、現地業者の熱心な前向きな対応に、イタリアでの具体的な商流に手ごたえを感じていました。
2日目の12日は「イタリア料理の活用事例」を初日と同様に行うとともに面談形式の商談会を持ちます。また、13日には事前に日程調整したミラノ市内及び北イタリアのデストリビュータやレストランを訪問し、貿易会社の担当者も交えて個別に開くことにしています。
EUの分析機関で「グルテン検査限界検出せず」をサンプル輸出
EUの分析機関でグルテン含有検査を受けた日本産米粉が陳列された
会場内には、協会会員事業者が提供してくれたサンプル輸出商品が並べられました。今回は9社から米粉・米粉ミックス粉20商品、米粉麺15商品、菓子4商品が“現地入り”しました。みたけ食品工業(株)のノングルテン認証米粉以外の全商品をEUの分析機関でグルテン含有量検査を行い、「検査限界3ppm」を検出せずとのお墨付きを得て、現地関係者にお披露目しました。
なお、同じミラノ市内で14、15の両日に開くジェトロ主催の「ミラノ日本産コメ加工品輸出商談会2019」にも、日本米粉協会と日本の2事業者が参加します。