2016年11月29日 お知らせ
全国米粉料理レシピコンテスト2016中国・四国地区大会結果
地区グランプリは久保田美咲さん
「全国米粉料理レシピコンテスト2016」(農水省主催)の中国・四国地区決勝大会が10月1日、広島市の広島酔心調理製菓専門学校 で開かれました。審査の結果、最優秀賞のグランプリには山口県宇部市の高校生、久保田美咲さん(17)が考案した「もちぷる米粉プリン」が受賞し、11月5日に東京で開かれる全国決勝大会への出場を決めました。
開会式で島田理事長が「今年のコンテストは農水省主催により開催いたしており、国内産米粉促進ネットワークが事業を受託し、業務全般を実施しております。全国規模で開催されます米粉コンテストも、内容の充実・発展のもと、広く浸透し、関心が高まっています。特に若い世代から主婦、会社員など各方面から応募があり、年々レベルが高くなり、完成度が高いという評価を得ております。本日も日頃の力を存分に発揮してもらいたと思います」とあいさつしました。
同地区決勝大会には「主食」「主菜・副菜」「デザート」の3部門に172点の応募があり、書類審査で選ばれた15人が会場で自ら調理し、試食したホテル料理長ら審査員に作品をアピールしました。
審査の結果、久保田さんの作品が最高位のグランプリに、これに次ぐ準グランプリには、岡山県赤磐市の主婦、西岡滋子さん(70)の「朝日米の米粉揚げそば」、広島市西区の専門学校生、迫幸代さん(62)の「米粉ロールアサリのスープ仕立て」が選ばれました。これら3点が11月5日に東京・中央区の「製粉会館」で開かれる全国決勝大会に地区代表として出場することになりました。
表彰式に先立ち、出場者が調理した15作品を試食しながら、調理に対する創意工夫や味付け、苦労したことなど、様々な観点から皆さんで活発な意見交換を繰り広げました。
表彰式冒頭では主催者である農林水産省より挨拶がありました。
審査員の講評では、木下京子氏から「今回で二回目の審査でしたが、郷土料理と健康志向を米粉と結び付けた作品が目につきました。今後とも米粉料理への理解が深まれば、と思います」、井ノ内直良氏からは「今回は年齢も出場者の年齢も地域も幅広く、いずれも米粉の特徴を生かした作品が多く、こうしたコンテストを通して米粉の利用がさらに広がって欲しいと思います」と、それぞれエールが贈られました。
審査委員長の澤村収二・ANAクラウンプラザホテル広島総料理長 は「緊張しながらの調理とプレゼン、本当にお疲れさまでした。どれも美味しく出来上がり、審査にあたっては接戦で差がなく、力作ぞろいでした。全国大会でもぜひ好成績を期待します」と、激励しました。
受賞スピーチで久保田美咲さんは「多くの皆さんの中から自分が(グランプリに)選ばれたことに驚いています。東京での決勝大会でも頑張ります」と、喜びを語りました。
なお、グランプリ、準グランプリ以外の表彰作品は下記の通りです。
◇優秀賞・外食向け=清水敏子さん(岡山県新見市)「米粉のなめらかプリンケーキ」
◇優秀賞・給食向け=林美穂さん(広島市)「米粉の肉みそおやき」
◇優秀賞・家庭向け=大石真弥さん(香川県高松市)「米粉ワッフルときのこカレー」
◇特別賞・「グルテンを含まない」=久戸瀬一枝さん(広島県福山市)「米粉もっちり皮のとろっとお肉巻き」
◇特別賞・「地元産品活用」=白尾雅子さん(愛媛県伊予市)「里芋ふわっと揚げかつお風味」
○敢闘賞=鈴木朱子(広島市)「もちもち広島お好み焼き」・米村咲織
(広島市)「ピザ風ふわふわパン」・湊香菜子(豆腐のれんこんはさみ揚げ)・新居田礼子(広島市)「米粉と豆乳のキッシュ」・中山美菜(山口県宇部市)「もちもちサンド」・中浦嶺弥(山口県下関市)「米粉の柚子っちゃロール」・鈴木里菜(広島市)「米粉で簡単!!バナナドーナツ)